妊活、ステップアップ、気持ちの切り替えなどについて患者さんから教わりました。

今日は46歳の妊活の患者さんに初めてご来院いただきました。

問診から治療中、治療後とご自身の不妊治療での経過などを沢山伺わせていただきました。

ひろせはりきゅう院のHPのブログをご覧いただいて、不妊治療の経験があるというのを見て行こうと思ってくださったそうです。

この患者さんのお話を伺った後にそれを教えてもらい、そのあと深く考えました。

私は不妊治療の経験者です。でもやっていたのは1年半。短い方だと思いますがそれでもストレス、不安、辞め時がわからないなど色々な思いがありました。
それがわかるからこの分野の鍼灸をやりたいと思いやっています。

今日、この患者さんのお話を伺い、なぜこの人がステップアップをためらわれたのか、どういう思いでこの決断をされたのかがものすごく理解できている自分に少し驚きました。

「もうちょっと早く決断されていれば。」と言う言葉、例え病院の進め方が悪くて、患者さんの味方になったつもりで私が病院を非難したとしても悩みながら長く続けてきた患者さんには辛い思いをさせるんだということにも気づきました。

その決断が大切なことはわかっています。
しかし生身の人間、最近よく使われる「トライアンドエラー」で淡々と不妊治療を続け、「そうですか、では。」とみんながすぐにステップアップに切り替えられるとは限りません。
もうちょっとこの方法でやってみたいという気持ちも大いにあるでしょうし、車が買えてしまうようなお金が治療費に次々と消えていくのに不安でない人などいないでしょう。

今、出来るだけのことをやり、患者さんもやりたいと思っている出来るだけのことをやり、共に歩む姿勢が大切なんだなと教わりました。

過去への後悔、それによって患者さんが一番つらい思いをしています。

自分も経験してきたことだから理解して、良い鍼灸が出来るように明日からも頑張りたいと思いました。