クリニックで聞きたいのは確率の話じゃないのに。。。

先日来られた患者さんのお話。
採卵前のホルモンの値がとてもよく、卵胞も2つ見えていたので期待していたのに採卵できなかったそうです。
ショックで「先生これは何でなんですか?数値が良かったのに採卵できないのはなぜですか?」と医師に質問すると
「これ位の値なら70%の人は採卵がうまくいくけれど、残りの30%の人はうまくいかないこともあるんです。今回は残りの30%の方に入ってしまったんですね。」
という答えが返ってきてかなり落ち込んでおられました。
事実だけ、わかることだけを答えたらそうなんだろうけど何だか納得できない答えだなと思いました。適当なことを言えない立場上出た言葉だけど、患者さんの求めていることは
「なぜか?」
「どうすればいいのか?何かできることはあるのか?」
「このまま次に進んでも希望はあるのか?」
「あと一言ことばをかけてほしい。」
じゃないかな?と思うのです。
こういうことが重なって不妊治療のストレスが大きくなるんだろなと感じました。
そんなお話を聞いてちょっと悔しい気持ちになりました。
「心」を大切に。
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不妊治療を経て40代で双子を出産しました。自身の経験により35歳以上からの妊活・不妊治療のサポートに力を入れています。
整骨院や高齢者施設、鍼灸院での臨床経験が12年ありますので妊活以外の症状の方も多くお越しいただいております。



