不妊治療中の患者さんへのお灸のご指導

ひろせはりきゅう院では妊活患者さにお灸を覚えて帰ってもらい自宅でも頑張ってもらっています。

これ、「お灸の宿題」といいます。

患者さんには色々なタイプの方がおられ、当院では「週に2〜3回はやってくださいね。」とお伝えしていますが

  1. 「毎日やったらダメですかー?」もちろんよいです。ほんとはそうしてほしいけどハードルを下げるために2〜3回と言っています。
  2. 言われたペースで頑張ってくれる方
  3. できない。ペットやお子さんがいたり、ご家族が匂いや煙を嫌がるので
  4. 「もう、家でやらずここでやってもらいます。」

などなど。

不妊治療でのクリニックの通い方にも共通していますが、不妊治療に携わっている病院・治療院・漢方薬局などは概ね患者さんの現在の生活の中で「不妊治療が最優先」という前提で物事を進めていっています。妊娠のチャンスのロスがないようにと。

しかしお仕事やご家族の仕事や体調の都合で毎月治療を順調に進めて行くことができない患者さんもいます。

なのでどのように取り組むかは、かなり歯痒い思いをしながらもご夫婦の選択に従うより仕方がありません。

ちゃんと毎月治療をこなせない患者さんに病院の先生が結構キツイことを言うお話も聞いたことがありますが、それだけ時間が有限だということなんですね。

当院はその患者さんにあった治療ペースをご提案しています。あまり来られない方にはその代わりにお灸をきっちりやってほしいという思いでご指導させていただいています。きっちり週1ペースで来ていただいている場合はそんなに厳しくは思っていません。

やるやらないは患者さんの自由です。
でも漠然とやらないのではなく、「やらない」を選択したことを意識してください。

毎月のクリニックでの不妊治療をお休みする場合も「出来なかった」ではなく「やらないことを選択した」ときっちり意識してほしいと思っています。

実は身体のせい、環境のせい、医療や治療が頼りないせいばかりではないんです。

【補足】

調度良いタイミングで山田ズーニーさんの「おかんの昼ごはん」という本を読みました。「仕事の選択」についてのコラムの中で「選択」について書かれており、「ありのままでいい」と「そのままでいい」は違うとの意見がズーニーさんの元に寄せられており、共感しました。

まずはありのままを受け入れる。でもそれを踏まえた上でではあなたはどうしたいの?問いかけてみてください。

医療・福祉・教育の違いについても書かれていて、なるほどなあと思いました。

・医療 「治そう」「治したい」

・福祉 ありのままにその人らしく生きられるよう周囲(地域や社会)が支援すること

・教育 先へ先へと能力を引きのばし成長させること

それぞれに役割が違います。

ひろせはりきゅう院はありのまま、その人らしく生きるためにサポートします。でも今のままでいいと思っている人は鍼灸を受けには来ない。どうも「ありのまま」ではないから来れれるんだと思います。「ありのまま」を少しどうにかしたい人も。

だから自らの養生、必要だと思ったらやってくださいね。

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