されど養生

仕事柄身体を良くするために「何をすればいいですか?」「何を食べたらいいですか?」という質問をよくうけます。
患者さんのこれまでの経緯を知りうる範囲で
出来るだけ続けられるものをお伝えしています。
即座に「出来ない」と返されることや
やっぱりできなかったと次回の施術で言われることも多いです。
そう、わかってる。
私だって出来てたら今こんなに太ってません。
でも妊活のときは今しかできないことだからめちゃくちゃ真面目に鍼灸受けました。食事も気をつかっていました。
では何故変わりたいと思うのでしょう?
変わらないとどうなるのでしょう?
変わるとどうなるのでしょう?
本当に「出来ない」のでしょうか?
それしか方法がないのでしょうか?
例えば食事。
忙しくて外食やコンビニ弁当、ファーストフードが多い場合、嫌だけど仕方ないと罪悪感を持ちながら過ごす。それをあきらめて他の何かで補完する。
で、その「何か」は何がいいのか?
そこを考えるよりも、どうやったら健康的な食事が出来るのをもう一度考える方が合理的です。
本当に今の食事、仕方ないのかな。
ごはんの用意する時間なかったら他の日でもよくないですか?
お金をかければ家事代行とか、健康的なお惣菜を手に入れることだってできます。それができたらそれでいいと思います。
でも出来ないなら「作り置き」という方法もあります。
身体を変えたいのはなぜですか?
変えることは今の自分に必要ですか?
変えなかったらどれくらい困りますか?
「そんなに困ってない。」「無駄かもしれない。」
ならやらなくていいのです。
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不妊治療を経て40代で双子を出産しました。自身の経験により35歳以上からの妊活・不妊治療のサポートに力を入れています。
臨床経験が16年ありますので妊活以外の症状の方も多くお越しいただいております。



