中高生の起立性調節障害・腰痛

初めて来られたのはちょうど1年前ぐらいでした。
当時中学3年生。
中1の時からふらつきや立ち眩みが起こるようになり病院で起立性調節障害と診断。学校で意識がなくなり救急車で運ばれたこともあったようです。

検査ではどこにも異常が見つからず、ストレスと指摘され1年ほど起立性低血圧のお薬を飲んでいました。来院時すでにお薬は飲んでおらず、回復の兆しはあるが朝起きられないという理由で来られました。起床後30分くらいでやっと目が覚める状態でした。

最初の月に3回来ていただき、朝起きられるようになりました。夏休みに入ると少し起きるのは遅くなることもありました。
部活の引退前・受験・生徒会、凄く頑張り屋さんでした。この患者さんの症状緩和は何より学校に行きたい意思が強かったからだと思っています。大変だけど頑張って起きていました。治ろうという気持ちの強さを感じました。

その後はどちらかというと目が覚めるのが早くなり、授業中に眠くなってしまうと言っておられました。あと少しで少し自律神経のon・offが上手くいくようになるという様子でした。

部活が終わり、受験勉強が始まると腰痛が出るようになり今でも度々来てくださいます。
4月から高校生になり、コロナ自粛が解除されようやく部活も再開しましたが、定期テストで部活がなく座る時間が長くなり腰痛が出るようです。

腰椎にあまり湾曲(カーブ)がないために腰痛が起こりやすいと以前に整形で言われたとのこと。頑張りすぎて休憩をあまりしないとお母さんから伺っていたので寝ているだけでできるストレッチを伝授して勉強の合間にやってもらうことにしました。

この患者さんのご家庭はおばあちゃんの代から鍼灸を受けているそうで、本人も小児はりに連れて行ってもらっていたと話していました。鍼に抵抗がないので腰痛の治療から大人と同じ鍼灸に移行しています。
それまでは小児はりとお灸を使っていました。
今月はキャンペーンの吸い玉も一緒に受けてくれています。

今年はお子さんたち、急に学校が始まり、お休みも少なくお疲れが出やすいだろうなと思っています。
現にうちの子どもたちは五月病真っ盛り。
ぼーっとする時間も大事。
自分の身体がしんどくなった!とキャッチできるようになればいいね。