支援・指導のむずかしい子を支える魔法の言葉

子育てのアドバイス通り、何となく基本的なスモールステップとかやってきてはいるものの、何でかうまくいかないなあと思ったら読んでみるといい本です。


どこにも載っているアドバイスがうまくいかなかったら、
「何で?」という疑問で掘り下げ続けて答えが出なかったり
「うまくできない私。」と自信がなくなったり
「発達障害なの?仕方ないの?」と行き詰まったり
苦しくなるんですよね。

「話せばわかる」が通じない我が子、、、
この本と読むと通じないのにもそれぞれの理由があるようです。

  • 説明を細かくしないとイメージできない→理由と結論の関係性を理解できない
  • 本人が困っていない→困っている状態を理解できていない
  • とにかく自分が正しいと主張する→攻撃・否定と解釈してしまい自己防衛してしまう

何度言っても変わらない、聞こうとしないにはそれぞれの意味があるのです。

説得が逆効果になる

注意を攻撃や否定と解釈して非難されていると思い込んでしまうと聞こうとはしません。

逆に深刻に受け止めてしまうことも逆効果になります。
「私は苦しいんだ。ダメなんだ。」と解釈してしまうのはストレスを招き、よくありません。

困っていない子には

敢えて
「そんなに困ってるんだね。」「それは困るよね。」と困った状態であることを認識してもらい解決へと導く方法が良いとされています。

「あなたもわかっているように。
わかっていなくても一瞬「え?」と耳を傾け、話を聞くきっかけの言葉として使えます。

暴言・暴力で反抗する子には

「普段すごく我慢してるよね。大声出す前にこっそり教えて欲しいな。」
共感し、理由を聞きながら良い行動へ導きます。

他者を批判・攻撃する子

「あなたはそういうことがわかっていてすごいね。」と声をかけて攻撃を断ち切ります。

加害行為を理由をつけて正当化する子

理由でなく事実を話させる。
理由があっても加害は罪であり、わざとである方が罪は重いことを説明します。

大切なのは本人に頑張らせないこと

頑張らないといけない行為は続かない、できなくなると自信の喪失に繋がるので頑張らなくてもできる行動の枝を伸ばすようにして少しずつ導いていくと良いです。

親が追い込まれると子どもによりよく働きかけることができなくなる。

この本はどちらかというと学校や支援の現場にいる指導者向きだなと思える内容が多くあります。だから第三者の関わり方の種明かしみたいなことも載ってたりするのですが、親の立場でこの本を読むとしたら、

このような状態のお子さんを育てるのはとても大変なこと

親も子どもも楽になるには人の手を借りたほうが良いこと

そうでない子の子育てとは全く別物であること

認知の歪みという言葉があるように、
子どもの解釈の仕方、情報の受け取り方が他の子と違うのだと思っておくのがよいと思います。

ストレスがかかっているときに自己防衛モードに切り替わってしまう子もいます。そうすると脳に入ってきた情報を攻撃で返してしまうこともあるようです。

何で話が通じないのか?の理由を探り、それを心得て接していけば少しずつ変化が見られるようになるのではないでしょうか。

と、いう結論に至りましたが、我が家も試行錯誤です。
一緒に頑張りましょう。


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