講演会に行ってきました。「起立性調節障害と発達特性について~登校しぶり・不登校との関係~」

昨日の宝塚市の公民館にて午前中は起立性調節障害と発達特性について
の勉強に行ってきました。

私は川西市に住んでいるので隣市である宝塚の情報があまり入ってきません。
だから教えてくださった患者さんにはとっても感謝しています。

発達障害というと小児の問題だと捉えられがちですが
現代病ではなくずっと困っていた子はいて、大人も子供もその概念がないまましんどい人生を送っていたことが安易に予想されます。

こどもだけの問題ではなく大人の患者さんにも生きづらさを抱えている方は多いと感じます。
脳の機能の偏りであるから「治る」というものでもなく、特性という言葉で表現されることからも「仕様が違う」のです。

「困り感」があれば支援などを頼るべき、一方特性はあっても元気に暮らしている方も少なくはありません。

困り感には当人をとりまく環境により大きく左右されます。

だからこそ困難を環境で変えてあげられたら最強なんちゃう?と思うわけです。

私は起立性調節障害でお母さんと一緒にくるお子さんに接していて身体の症状よりも心の奥底には何があるのかが一番気になります。その子が一番困っているのは何?というところです。
「学校に行きたいけど行けない。」「学校には行かない」「学校に行かない」「学校には行けない」「学校に行けない」、、、
どの言葉がその子にとって一番自分を表しているのか、まずは心を開いてくれないとたどり着けない。
それがとっても難しいけどその子にとって安心して暮らしやすくなるお手伝いをしたいと思っています。
学校に行くことがゴールではないと感じています。

発達関連の勉強をしていると私自身が特性もちだと確信することばかりです。
ああ、だから緊張が強くて身体に力が入ってしまうのかとか待つのが苦手ということなど心と身体の関係を知るのにも大きく役立っています。

発達障害の勉強は大人の治療にとても役立つものだと感じます。
患者さんや自分の周りにいる人に様々な形で還元して行きたいです。

補足:起立性調節障害=発達障害ではありません。不登校=発達障害でもありません。関連性があり発達障害が1要因になっている場合があるので起立性調節障害・発達障害・不登校の3つのワードを組み合わせて論じられることが多いのです。いずれについてもこの数年で大きく増加した深刻な問題であることは間違いありません。


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