
当院が刺絡療法を行っていることを知り、お電話で問い合わせの後ご来院されました。病院で診てもらったら「疲れと心の病」と言われ、「鍼に行ってみたら?」という息子さんの勧めで来られました。
刺絡療法とは鍼を使って少量の血液を絞り出して血液の循環を良くし、改善に導く鍼灸術です。
介護中のお母さまがちょうどショートステイをされる合間に元気を取り戻したいと集中的に来ていただいています。
本日2回目でしたが朝に
身体、足の重さ6割軽減
風呂、身体に熱を持つ8割軽減
外出等の意欲が少し出た
訪問者の応対、掃除などまだ気が重い
などのメッセージをいただきました。
そして今困っていることも詳しく伝えていただきました。
ストレス解消にこれまで温泉に行かれていたのに、お風呂で身体に熱を持ってしんどくなると言われていたので前回はそれを最優先に施術しました。
施術者側からも前回気が上がっている(落ち着かない感じ)状態だったのが今日はスーンと落ち着かれているのがわかり、よい状態だと思いました。
今回は夜間お手洗いに起きてしまうのと痰が多いという症状に焦点を当てて施術をしました。
この方のようにお身体の不調がたくさんある方も多いのですが、原因が共通していることもよくあり、一つを解消するように施術するといくつかが一緒に楽になっていくというのは鍼灸のイイトコロだと思います。スッとほぐれていくイメージなんです。
鍼灸は自分の体の力を使って回復する療法なのでお薬で調子が悪くなってしまう人には向いています。
病院で解決しない症状、内科的なものにも対応できる症状がたくさんあるので是非ご相談くださいね。