
妊娠中は、つわりや逆子、むくみ、腰痛など様々なマイナートラブルに悩まされることがあります。当院では妊活から産後ケアまで、鍼灸でできる様々なサポートを行っています。
今回は、37週での陣痛促進鍼灸についてご紹介します。
この患者様は第2子の妊活から当院にお越しいただいており、今回の第3子も妊活期から継続してマタニティ鍼灸でサポートさせていただきました。
妊娠初期から長くつわりに悩まされ、その時期のケアもさせていただきながら、ここまで順調に経過されてきました。
そして妊娠37週、いよいよ正期産に入り、今回は自然な陣痛が起こりやすい身体づくりを目的とした陣痛促進の施術です。
お産が始まるまでの身体の変化
自然なお産が始まるまでには、身体で段階的な変化が起こります。
①頸管熟化(けいかんじゅくか)
お産の準備として最も重要なのが、子宮の出口である子宮頸管の変化です。
妊娠中、赤ちゃんをしっかり支えるために硬く閉じていた子宮頸管が、出産が近づくと徐々に変化していきます。具体的には以下のような変化が起こります:
- 柔らかくなる – 硬かった組織が柔軟性を持つようになります
- 薄くなる – 厚みのあった頸管が薄く引き伸ばされていきます
- 短くなる – 長さが徐々に短縮していきます
- 開いてくる – 子宮口が少しずつ開き始めます
この頸管熟化がしっかり進むことで、その後の陣痛がスムーズに進みやすくなります。
②陣痛の開始
規則的な子宮収縮が始まります。最初は不規則で弱い収縮から始まり、徐々に間隔が短く、痛みが強くなっていきます。
③おしるし
子宮口が開き始めるサインとして、少量の血液が混じったおりものが見られることがあります。必ず全員に起こるわけではありません。
④破水
赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れ、羊水が流れ出します。陣痛の前に起こることも、陣痛中に起こることもあります。
今回の陣痛促進施術のアプローチ
今回は特に①の頸管熟化を促進することを目的に施術を行いました。

鍼灸施術のポイント
子宮周辺の血流改善 骨盤内の血液循環を良くすることで、子宮頸管の組織が柔らかく変化しやすい環境を整えます。
骨盤底の調整 骨盤底の筋肉や靭帯の緊張を適度に緩和し、赤ちゃんが下降しやすい状態に導きます。
ホルモンバランスのサポート 東洋医学的なアプローチで、身体が自然にお産の準備を進められるようサポートします。
リラックス効果 出産への不安や緊張を和らげることも、スムーズなお産には大切な要素です。
鍼灸で出来る妊娠中のお手伝い
当院では、妊娠期間を通じて様々なサポートを行っています。
妊娠初期(〜15週頃)
- つわりの軽減
- 流産予防のケア
- 妊娠初期の頭痛・腰痛
- 疲労回復
今回の患者様も、妊娠初期から長くつわりに悩まされていました。吐き気や食欲不振、倦怠感などの症状に対して、定期的な鍼灸ケアで少しでも楽に過ごせるようサポートさせていただきました。
妊娠中期(16〜27週頃)
- 腰痛・肩こりの緩和
- むくみ対策
- 逆子予防
- 体調維持
妊娠後期(28週〜)
- 逆子の改善(28〜32週が最適)
- 腰痛・恥骨痛の軽減
- むくみの改善
- 安産準備・陣痛促進(37週以降)
継続ケアの大切さ
今回の患者様のように、妊活期から継続してケアさせていただくことには大きなメリットがあります。
- その方の体質や身体の特徴を把握できる
- 妊娠経過に応じた細やかな対応が可能
- つわりの時期から出産準備まで一貫してサポートできる
- 信頼関係の中で安心して出産を迎えられる
- 産後の回復もスムーズにサポートできる
- 産後うつの予防
37週以降の陣痛促進施術について
37週を過ぎて正期産に入れば、いつ陣痛が来ても問題ありません。
「予定日が近いのになかなか陣痛が来ない」 「できるだけ自然に陣痛を促したい」 「前回は陣痛促進剤を使ったので、今回は自然に始めたい」
そんな方には、鍼灸での陣痛促進がおすすめです。
薬を使わず、身体が自然にお産の準備を進められるようサポートします。特に頸管熟化を促すことで、スムーズな陣痛につながりやすくなります。
ひろせはりきゅう院のマタニティ鍼灸
当院では、妊活から出産準備、産後ケアまで一貫したサポートを提供しています。
10年の臨床経験の中で、多くの妊婦さんのお手伝いをさせていただいてきました。
つわりの辛い時期から陣痛促進まで、妊娠中の身体の変化や不調について、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
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※施術内容や効果には個人差があります ※妊娠中の施術は、かかりつけの産科医の許可を得た上で行っています







