時々患者さんから質問された時などに自分の妊活時の基礎体温表を見ることがあります。
いつも高温期には
排卵後の2週間、お薬を飲む以外に特にすることがないのでホントに苦痛だったなあ。
大人しくしていないとな~とも思いながら過ごすのでなおさらつらい。
私の高温期、妊活していた1年半の間37℃を超えていたのは、たったの2日でした。
しかもそのうち1日は「胃腸風邪」と記されております(コホン)。
酷い低体温。
なのでそもそもこんな身体で妊娠できるのか、もう諦めて楽しく暮らした方がいいんじゃないかと高温期が来たらいつもそんな気持ちで過ごしていました。
一方「妊娠初期症状」「妊娠兆候」「妊娠 基礎体温」などを検索しまくって次回の作戦を練らなければと焦っていました。
妊娠がわかった周期の高温期
相も変わらず、それらしい兆候は何も感じず、いつもの生理前の肩こりとか不快感がいつまでも続くのでまだかな?まだかな?と思っていました。
もうね、生理が来るんだったら来るで早く次の周期に進みたい!
でも生理は来ないし不快感があんまり続くので何となく脈を診てみると。。。
自分の脈とは思えないほどガンガン早く打っている。元々貧弱な脈だったので全然違う拍動に驚きもしや?と初めて思いました。
「生理前の不快症状が延々と続いて終わらない」というのが私の初期症状についての印象でした。
下腹部のチクチクも出血も吐き気もありませんでした。
- むくみ
- 微熱
- 湿疹・肌のかゆみ
- 頭痛
- 腰痛
- たちくらみ・めまい
- だるさ
- トイレが近い
- イライラ・悲しいなどの気分症状
- 便秘
- においに敏感
などもよく言われる症状ですが、その時期に意識していても感じることはありませんでした。
さて、さっそく病院へ。そして陽性。妊娠しました。
当たり前に生理が来るもんだ、妊娠する気がしないと思って長く過ごしてきたけど突然と、あっけなく、その日が来るんだなとぼんやり思いました。
判定後、半信半疑でぼんやりと過ごしていましたが
丁度その頃、実の妹が数日後に双子の出産を控えての入院でした。
私は双子の叔母になるのね~♪いいなあ双子と浮かれ気分でした。
妊娠中の妹の不安も聞いていたので手伝ってあげようと思っていました。
そして妹が出産。わー!初孫!双子大変!実家大変!って親戚一同大騒ぎしていました。
私にとっては喜ばしいけどまだ他人事です。
判定後初の妊婦健診に行きました。
内診時に先生が黙り込んでしまいました。
え?赤ちゃん育ってなかったのかな。うわー嫌な予感。早く何か言ってよ先生。
「ふたつある。」と先生がボソッと言われました。
「え?」と聞き返し
「双子です」とはっきり。
ふっふたごーぉ???
ほんのさっき妹に双子が誕生したばかりのこのタイミングで「私も今度双子産むからヨロシク♡」って母に言いにくい。8か月後また双子くるで!って言いにくい。
育てられるのかという不安よりも母に何て言おうかと悩みました。
安定期まで黙っておけばバタバタになる。
双子・三つ子の多胎は異常妊娠なので自宅安静が基本。
妹の所の双子をなぜ手伝えないのか?などちゃんと話さないと色々ギクシャクするなあ。
妊娠は喜ばしいこと。双子は偶然。そうなったからにはどうしようもないんですが母にはかなりのプレッシャー。
そんなわけで夫婦で戸惑いを感じながらも喜んでいた双子妊娠判定時でした。