40代のセラピストの方に鍼灸と吸玉の施術を行いました。
セラピストと言っても色々ですが、病院にお勤めの国家資格者さんなので毎日フル稼働されており、いくら元気な方でも側湾症(背骨が左右に変形している状態)があると疲れとともに不調が現れます。
吸玉というのは吸盤状の器具を肌に当て、鍼灸にするために中の空気を吸い上げて皮膚を持ち上げる施術です。
ひろせはりきゅう院では鍼灸師が施術しておりますので皮膚に小さな穴を鍼で作って微量の血液を排出する方法で吸玉を行なっています。
もちろんそれに抵抗がある方には吸い上げるだけで施術させてもらっています。
身体の悪くなっているところは凝りなどで血液の流れが悪くなっています。
少量の血液を抜くことで局所の圧を取り除き血液やリンパの流れをよくして疲労や痛みの物質を流すのがこの吸玉療法です。
一回の施術でしんどかったのがかなり軽くなったと言われました。
側湾症は日頃から背中にかなりの負担が生じます。
しんどい!って思うのには個人差があり、元気な方は耐性がありすぎるため(我慢が効いてしまうんです。。。)しんどい!と感じる時にはかなりの負担がかかっていることが多いのです。
元気じゃない方も麻痺が生じて(しんどさに慣れてしまって)ひどくなってから気づくかたもおられます。
いやどないやねん!どやさっ!って思われたでしょうが、正常な背骨の曲線は生理的湾曲と呼ばれ、身体が受ける色々な衝撃を車や自転車のサスペンションのように和らげてくれる機能があるのに対して側湾は衝撃の逃げ道がなくダイレクトに身体に響いてしまう状態なので同じ衝撃を強く感じてしまう特性があります。
側湾の方の日々のお疲れをとるには鍼灸・吸玉(ひろせはりきゅう院ではオプションメニューです)がお役に立てますよ。