
片頭痛でお悩みの方へ~優しいケアで心地よい毎日を~
習慣的な片頭痛でお悩みの皆さま、つらい症状に日々対処されているのではないでしょうか。このページでは、片頭痛との上手な付き合い方についてご紹介させていただきます。
大切な最初の一歩
まずは専門医による適切な診断を受けることをおすすめします。というのも、頭痛には様々な種類があり、中には早急な治療が必要なものもあるからです。MRIなどの検査を受けて危険な頭痛ではないことを一番先に確認しましょう。
片頭痛の方のための心と身体に優しい生活習慣11
片頭痛と診断された後は、生活習慣の見直しをするとお薬を徐々に減らしていくことができます。以下の11のポイントを意識することで、症状の緩和が期待できます。
1. 肩こりのケアをする

肩こりと片頭痛には深い関係があります。デスクワークや家事での負担が気になる方は、特に意識したいポイントです。鍼灸治療では血行を促進し、凝り固まった筋肉をほぐすことで、心地よい状態に導きます。
2. 不快な音を除去する
音は私たちの心身に思いのほか負担をかけています。可能な範囲で静かな環境を選び、必要に応じてノイズキャンセリングイヤホンやイヤーマフなども活用してみましょう。中でも耳栓が人知れず使えるので助かります。今売られている耳栓はデシベルのレベル別になっているものもあり、完全に音をシャットアウトしない便利なものもあります。
心地よい音楽を聴くのもおすすめです。
3. 明るすぎに注意する

強い光は片頭痛の引き金になることがあります。サングラスの使用や、部屋の照明の明るさを調節できるものに変えるなどやさしい光環境づくりを心がけましょう。外ではつばのついた帽子で影をつくると楽になりますよ。現代ではサングラスでなくても室内での光の量を調節できるメガネもありますよ。鍼灸は眼精疲労にもお役立ていただけます。
4. 心地よい香りの選択

刺激の強い香りは避け、ラベンダーやカモミールなどのリラックスできる自然な香りを選んでみましょう。五感の中で嗅覚はダイレクトに脳に届きます。
5. ゆるやかな心地の良い運動

激しい運動は避け、ヨガやストレッチ、ウォーキングなどゆったりとした散歩など、心と身体をリフレッシュできる運動を選びましょう。
6. 乗り物での工夫
乗り物酔いしやすい方は、座席の選び方や姿勢に気を付けましょう。遠出の前には、鍼灸でめまいや吐き気の予防的なケアを受けるのもおすすめです。
7. 質の良い睡眠を
睡眠時間は長すぎても短すぎても良くありません。当院では眠りに関する悩みや食いしばりのケアも行っています。
8. 季節の変わり目のケア
気圧の変化や寒暖差は、片頭痛に影響を与えることがあります。季節の変わり目には、特に体調管理に気を配りましょう。アプリなどで気圧のチェックをすると体調をコントロールしやすいですよ。
9. 女性特有の症状への対応
月経前の片頭痛でお悩みの方は多いものです。ホルモンバランスを整える鍼灸施術で、症状の緩和をサポートいたします。
10. 食生活の見直し
刺激物を避け、体を温める食材を取り入れましょう。東洋医学の考えに基づいた食事アドバイスで、体質改善をサポートいたします。
11. 心地よいリズムづくり
休みの日になると体調が悪くなる休日症候群と呼ばれる現象もあります。毎日の生活リズムを整えることが大切です。
片頭痛は肩こりを引き起こし、肩こりは片頭痛を引き起こす
この2つには相関関係があり、互いにどちらかの原因になります。
鍼灸で期待できる効果

当院では、以下のような総合的なアプローチで片頭痛のケアを行っています:
- 血行促進による頭痛・肩こりの緩和
- 自律神経の調整 副交感神経が強くなると血流が増えて頭痛が起こる方もおられます。その場合は交感神経とのバランスをとるようにします。
- 不眠や疲労感の改善
- ホルモンバランスの調整
- ストレス解消とリラックス効果
鍼灸を受けるごとに身体の感覚がはっきりと感じられるようになり心地よい状態を維持しやすくなります。
受けた方に「目が見えやすくなった」と言っていただけることが多いです。
詳しく聞いたところ視野が広がる、色の感覚がはっきりするそうです。
心地よい毎日のために、ぜひ一度ご相談ください。
丁寧にケアさせていただきます。片頭痛でお悩みの方は、お気軽にご来院ください。