初めての移植は不安。
2回目以降は卵の質に自信なくて不安。
上手くいかなかったらまた採卵からかと思うと不安。
この周期は毎日の注射から解放されていたとはいえ、
10日ほどでずーっとやってきたことの結果に直面する非常にストレスの多い時期です。
採卵の時よりも「何をしたらいいですか?」と聞かれることが多いです。
高温期が「ソワソワ期」と呼ばれるのもよくわかります。
1.ストレスを回避する。
もう、この時期イライラするのは経験済みだと思うので、家族には「イライラします宣言」をしておきましょう。
男性やお子さんは実感がないからよくわからないと思います。わからないからこそ、そのような状態になることを簡単に説明しておきましょう。
眠気や腰痛、肩こりがホルモンのせいで強くなりがちな時期です。
この時期に無理は厳禁。
妊活を忘れて好きなことに没頭できるアイテム、ドラマ鑑賞・漫画・読書・ゲームなどの趣味を思いっきり楽しんで過ごしましょう。
ストレスが強いとホルモンが正常に働いてくれず、自己免疫によって受精卵を排除・攻撃してしまいます。
それくらいこの時期のストレスはよくありません。
2.身体を冷やさない。
とにかくリラックスする。温活は積極的に。
ウォーキング程度の運動は全身の血流をあげてくれます。
ウォーキングの場合、お風呂や衣服の調節、暖房や回路などによる温活と身体の温まり方、温まる気持ちのよさ、冷えにくさが格別に違います。
ネット検索とも離れられる良い時間です。
天気・気温・時間的に無理だという方は当院の近所だとイオンや西宮ガーデンズ、川西能勢口でウインドウショッピングもおすすめです。
3.しっかりと睡眠をとる。
睡眠はホルモンに大きく関わります。自然と眠くなる時期なので身体のサインに従って、30分早く寝る・遅く起きるようにするとよいですね。
日中にストレッチやウォーキングなどで身体を動かしておくと入眠しやすく、眠りの質も良くなります。
この3つ、鍼灸も大いに役立ちます。
ご自分でのコントロールやケアが難しいと感じたら是非鍼灸を頼ってください。
移植まで本当によく頑張って来られたと思います。
妊活は女性の方が圧倒的にやることが多く、たくさんの努力をされてきたと思いますが、
結果は両性のお身体の結果です。
共に喜び合える時が早く来ますよう願っております。