夏の太陽のエネルギーを余すところなく浴びて作られる梅干し。
梅干し、よく食べますか?最近いつ食べましたか?
日本人の食生活の定番ともいえる梅干し、実は妊活・不妊治療にも大変いい食べ物なのです。
もちろん妊活をしていない人にも身体のパフォーマンスを上げてくれる食べ物です。
この投稿を読んでいただければアンチエイジングにいい!っておわかりいただけると思います。
カンタンに手に入るものだから取り入れないのはもったいない!
実は梅干しが健康や妊活に良いとされる多くの研究があるのです。
梅干しにどんな働きがあるのか、詳しく説明していきますね。
妊活に取り入れると期待できること 卵子の老化予防・疲労回復・血流増加
抗酸化作用:梅干しに含まれるポリフェノール「3,4-DHBA」やクエン酸などの抗酸化物質は、細胞のダメージを防ぐ効果があります。この効果が卵子や精子の老化を防ぎ、質の向上に役立つ可能性があります。不妊治療中の方で年齢が気になる方やAMHが低い方には特におすすめですね。
クエン酸:クエン酸はエネルギー代謝を促進し、疲労回復や免疫力の向上に役立つとされています。これにより、妊活中のストレス軽減や身体全体を健康に導いてくれます。
アントシアニン:梅干しの色素成分であるアントシアニンは、抗炎症作用や血流改善作用があり、子宮・卵巣の血流を良くすることで妊娠の可能性を高めてくれます。
ご夫婦で一緒にできる妊活です。
塩分が気になる?減塩タイプには意外と添加物多し。
天然塩を使っているものだと身体の中の塩分調節をしてくれるミネラルが入っているので安心です。成分表示を見て添加物の入っていない昔ながらの製法のものを選ぶとよいですね。家で作っている人から分けてもらったり、道の駅などでも販売されています。
酸っぱすぎるときは梅のおよそ4倍(ひたひたになるくらいまで)の水に半日ほどつけておけば塩が抜けて食べやすくなります。ただ保存力が落ちるのですぐに食べる分だけ塩抜きしましょう。
温めて食べれば冷え性改善にも!
上にも書いていますが血流が良くなる効果が期待できます。常温で食べるより熱を加えると、血行を改善する「ムメフラール」という成分が生成され、身体が温まる効率がアップします。お茶に入れる、あったかいご飯と食べる、フライパンやトースター、グリルで焼く、汁物に入れるなどの方法があります。ムフラメールは一度生成されると消えないのでお弁当のごはんやおにぎりに温かいうちに入れていれば大丈夫です!
梅干しの加熱方法
梅干しの加熱は、フライパンやオーブントースターで焼くだけでOKです。表面に焼き色がついたら、梅湯にしたり、お吸い物に入れたりしていただきましょう。もちろんご飯と一緒にそのまま食べても美味しいですよ。一度生成されたムメフラールは冷えても消えないので、お弁当に入れても良いでしょう。
梅干しは日本のスーパーフード
妊活の食生活は和食が良いと言われていますが、私自身不妊治療をして改めて日本食のすばらしさを知りました。梅干しを食べる時に唾液がたくさん出るのも酵素の力で消化を良くしてくれる働きがあります。
さあ、いますぐ梅干しを買いに行きましょう!