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ひろせはりきゅう院

妊活中の食生活 「よく噛む」で卵子の質を上げよう



妊活中こそ意識したい「よく噛む」の効果

妊活中の女性にとって、食事の内容や栄養バランスはとても大切です。
でも実は、「何を食べるか」だけでなく、「どう食べるか」にも妊娠しやすい身体づくりのヒントが隠れています。

「何を食べるか」は食事内容を毎回考えないといけない大変さがありますよね。

最近の研究では、よく噛むこと(=咀嚼)が妊活に役立つ可能性があることがわかってきました。
特に、添加物の影響を抑える・活性酸素の抑制・卵子の質の維持に関係があるとされています。

1口30回噛むと何が変わる?妊活への3つのメリット

唾液の力で、添加物などの有害物質を中和

私たちが普段食べている食品には、知らず知らずのうちに保存料・着色料・甘味料などの添加物が含まれています。

同志社大学の西岡一名誉教授による研究では、しっかり咀嚼して唾液を出すことが、これらの有害物質によるダメージを軽減する可能性があると指摘されています。

唾液には、食べ物を分解するだけでなく、有害物質を中和したり、抗酸化物質として働く酵素が含まれているんです。

妊活中の身体は、添加物などの「見えない負担」にも敏感になりがち。
よく噛むことで、身体へのダメージを軽減し、妊娠しやすい体環境を整えることにつながります。

活性酸素を抑えて、卵子の老化を防ぐ

活性酸素は、ストレスや食品添加物、睡眠不足などで増える「身体をサビさせる物質」。
この活性酸素が過剰になると、卵子や卵巣へのダメージが増え、妊娠のしにくさにつながると考えられています。

研究によると、1口30回以上よく噛むことで活性酸素の発生を抑えられるという報告もあり、
これは妊活中の方にとって、大きなメリットです。

ホルモンバランスや自律神経の安定にも◎

よく噛むことで、顎の運動が脳(視床下部)を刺激し、ホルモンの分泌や自律神経の調整をサポートしてくれます。
これは、排卵・月経周期の安定や、子宮内膜の状態改善にもつながりやすく、妊娠に向けた身体づくりの土台になります。

妊活におすすめの「しっかり噛むを習慣化させる」3ステップ

✔ 食事中はスマホやテレビをオフにして“噛む”ことに集中

✔ 1口につき30回を目安に噛む(最初は意識するだけでもOK)
口に運ぶ量を少なくするのも効果的です。

✔ 飲み込む前に、唾液がしっかり出ているか確認してみる

これらの習慣は、特別なサプリや高額な健康食品がなくても、今すぐ始められる妊活ケアです。

「よく噛むこと」は妊活中の身体づくりの第一歩

「よく噛む」ことは、妊活中の女性にとって、卵子の質や身体の環境を守るシンプルで効果的な方法です。
活性酸素の抑制や添加物の中和、自律神経の安定にもつながるため、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてくださいね。

当院では、鍼灸での妊活サポートに加え、食事や生活習慣に関するアドバイスも行っています。
「妊活の基本から整えたい」「体質から変えたい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。

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