クリニックによって違いはありますが一般的なものをご紹介します。

内診・超音波検査

子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣嚢腫・膣炎などがないか検査をします。

クラミジア抗原検査

性行為感染症(STD)であるクラミジア感染は頸管炎や卵管炎を起こします。頸管炎は排卵期のオリモノの分泌を減少させ頸管性不妊の原因となります。卵管炎は無症状でも卵管閉塞や卵管癒着をもたらし卵管性不妊や子宮外妊娠の原因となります。

子宮頸部細胞診

子宮頸がんの検査です。

フーナーテスト(排卵時期)

排卵時期に性行為を行い、24時間以内に行う。頸管粘液中の精子数をカウントします。

通水・子宮卵管造影(月経の7~10日)

子宮内にカテーテル(管)を通してその中に生理食塩水または造影剤を注入し卵管が詰まっていないかを調べる。

子宮鏡検査(月経の7~12日)

子宮内膜ポリープの存在が疑われる場合に行います。子宮内膜ポリープは受精卵の着床を妨げます。

月経中の血液検査(月経の3~5日)

  • ホルモン検査 FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体化ホルモン)の量を測定し脳下垂体の機能を調べます。
  • LHーRHテスト (GnRH負荷テスト)FSHとLHの量が正常か調べる検査。通常の採血の後GnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)を血液中に注入し30分後に再び採血。1回目の採血でホルモンが不足していても2回目の採血で数値が改善していれば脳の視床下部の不調が疑われる。
  • 甲状腺機能検査 TSH(甲状腺刺激ホルモン)を測定します。甲状腺機能低下症(代謝を調節するホルモンが不足する病気)は流産の原因になります。バセドウ病(甲状腺機能亢進症)もまた不妊の原因となる。
  • プロラクチン プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)が高値をとる場合排卵障害や流産の原因になります。プロラクチンは母乳を産出するときに必要なホルモンなので多すぎると妊娠しにくくなる。
  • 男性ホルモン テストステロン(男性ホルモン)が多いと排卵障害の原因となります。
  • 他に貧血や血糖値、肝機能、腎機能の測定を行います。

排卵後(高温期7日目)の血液検査

  • 黄体期ホルモン 排卵後にE2(卵胞ホルモン)とP(黄体ホルモン)を測定します。これらの値が低い(黄体機能不全)は不妊や流産の原因になります。
  • クラミジア抗体検査 過去にクラミジアにかかったことがあるかを調べます。

抗精子抗体検査精子不動化抗体検査)

体内に入った精子の動きをとめる抗体があると不妊の原因になります。陽性の場合顕微授精が勧められる。

抗核抗体検査

以上受精に関わる核に対する自己抗体の有無を調べる

抗リン脂質抗体

流産しやすいと言われる高リン脂質抗体症候群を診断する。

AMH

AMH(抗ミューラー管ホルモン)は卵巣内の残された卵胞の数と連動します。卵巣の働きを調べる検査です。卵巣予備能の検査とも言われています。よく卵子の老化度を調べる検査と誤解されますが、卵子の在庫を調べるもので「早発閉経」を予測するのに役立つ検査です。あとどれくらいの期間妊娠できる身体でいられるかを調べます。

感染症検査

梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIVの感染について調べる検査です。

風疹の検査

子供の先天性風疹症候群を予防するために抗体がなければワクチンを打っておく。

男性の検査

性液検査・精子を作るための血液中のホルモン(FSH、LH、テストステロン)の量を調べる。

 

 

 

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