ひろせはりきゅう院では必要な患者さんにお灸の指導をおこなっています。
その際に使用するのはこのようなせんねん灸タイプの貼るお灸です。
こちらのタイプは治療にも使用していますが、
もぐさを直接据えるお灸にはこだわりがあり、出来る限り使用するようにしています。
何やらぺたっと冷たい感触に何だろう?と思う方もおられそうですが
その正体はこの赤い軟膏。
紫雲膏というやけどや痒みに使う軟膏です。
これは紫根という紫の漢方成分のほか、ごま油やラードなどで作られていて、肌に優しいものです。口の中にも使用できる軟膏です。
これでないといけないというわけでもないのですが、使いやすいのでそうしています。
これを肌にペタッと盛り付けてその上にもぐさを立てます。
線香で火をつけて燃やします。
軟膏のおかげで全然熱さを感じず、お灸はしっかりと効きます。
もぐさのお灸で据えたい!患者さんも熱くない!
今のところひろせはりきゅう院ではこれが最も理想的なお灸だと思っています。
もぐさのお灸で据えるのは結構練習を重ねなければならず、これはなかなか自分で自宅ではできません。
でもしっかりと効きます。
だからこそ、治療に来られた時にはこのお灸をするようにしています。
気になる方は治療中に「見たい」と言ってくださいね!