土曜日は午後よりお休みをいただいて川西市の発達支援機関であるさくら園さんで講演を聞いて参りました。
テーマは「ゲーム・Youtube等との上手な付き合い方」だったのですが、不登校についてのお話も多く、ADHD・ASDとも呼ばれる特性を持った子供たちへの関わり方を詳しく知ることができました。
今まで不登校のお子さんやその保護者の方、そして我が子たちとも関わるなかで「なんとなくこうなんだろうな。」や「どうしてだろうな。」という思いや疑問がやっと腹落ちしました。点と点がつながった気がしました。
現代の子供たちがしんどい思いをしているのは「みんな一緒に。」という昭和の時代から脈々と続いてきた制度や考え方のせいでもあるんじゃないかと私は思っています。
多様性と言っている割には「普通」と言われるゴール設定のバリエーションが少なすぎはしないか?みんな普通であるべきなのか?普通って頑張って手に入れるものなの?普通じゃなくても幸せやん。
この頃大切なのは自分の扱い方を知り、その可能性を広げて楽しく生きることなんじゃないかな?と思うようになりました。
時間の使い方が上手かったり、人付き合いが上手かったり、いっぱい行動しても疲れず活躍する人たちを見て、どうやったら自分もそうなれるのか?どうにかその姿に近づこうと頑張っていたころもありました。
でもやってみて、無理だということも知りました。
タイプが違う!もう、その一言に尽きます。
だから個性的なこどもを大人が無理に「普通」に近づけることって歪みしか生み出さないんじゃないかと思っています。
まずはやってみたいということにトライさせてあげて、見守って行けたらいいなと感じました。
ゲームやYouTubeは我が家でも管理が難しいと思うような出来事が多々ありますが、親である私がじわじわと侵食していって少しずつ他のことにも興味を持ってくれるよう取り組んでいきたいと思っています。