2月中旬、寒いのを我慢するのももう少しの辛抱なのですがこの頃は夏でも冷えによって調子を崩す人が多いようです。
今一度身体を温める習慣「温活」について見直してみましょうね。
食事
食べ物は燃料です。
熱エネルギーの原料となるものなので食生活は規則正しく。
適度な水分補給も忘れてはいけません。
それを踏まえて身体を温めてくれる食べ物を進んでとるようにしましょう。
東洋医学では身体を温めてくれる食べ物、冷やす食べ物、どちらでもない食べ物(「平性」といいます)があります。
大雑把に言うと
寒い地域で生産されているもの、根菜、色が濃い食べ物(主に黒・赤など)が身体を温めてくれる食べ物です。
しかしこれらも冷たいまま食べると身体は冷えてしまいます。
反対に熱い地域でとれる身体を冷やす食べ物も加熱したり温める食べ物と合わせて食べることによって冷やす特性をなくしてくれます。
身体を温める食べ物は
ネギ類・根菜類・小松菜・ピーマン・納豆・鶏肉・マグロ・ブリ・鮭・胡桃・黒豆・黒ゴマ・ニンニク・ショウガ(生で食べると身体を冷やします)・黒砂糖・赤トウガラシ・酢・日本酒
身体を冷やす食べ物
トマト・キュウリ・レタス・ほうれん草・馬肉・あさり・小麦・みかん・バター・コーヒー・白砂糖・バナナ
どちらでもない食べ物(平性)
キャベツ・ジャガイモ・春菊・牛肉・豚肉・アジ・大豆・リンゴ
*資料によって分類の違いがあります
運動
運動をすると身体は熱を産生し温まります。
筋肉は最も多くの熱を産生する組織なので筋力をしっかりつけると冷えに対して強くなります。
ウォーキング・ジョギング・ヨガ・スイミングなどの決まった運動習慣があればとても良いのですがなかなか時間が取れない人はエレベーター・エスカレーターを使わない、移動の時に積極的に歩くようにするなどを心掛けると良いですね。ちょっときついなあくらいの運動でオッケーです。
お風呂
温まる入浴法は38~40℃くらいのぬるめのお湯に30分ほど浸かると良いです。
これより熱いとお風呂の中では温かく感じますが交感神経が高まり血管が収縮するのでお風呂を出てから血流が悪くなりかえって冷えてしまいます。
少し肌寒く感じる人は肩にタオルを掛けると良いでしょう。
*高血圧の方は長風呂を避け温度にも注意してください。
さて、そして冬はお灸!
お灸を味方にすれば冬がもっと好きになります。
2/22㈭ 10:30~ お灸の会
2/26㈪ 10:30~ はりの会
をひろせはりきゅう院で開催したいと思っています。
注)どなたからもお申込みなきまま通常の鍼灸治療のご予約をいただくことになれば中止となりますのでご了承ください。
日時以外の詳しい情報は後程掲載いたしますのでおまちくださいませ。