38歳・長岡京市(1か月) 大阪市のクリニックに通院されていました。
去年の3月から妊活を始められていたということですが、ひろせはりきゅう院に通われてから1か月ちょっとで妊娠されました。
身体の変化にとても敏感な方で、お薬でのホルモン補填や妊娠してからのホルモンの増加に心がびっくりされている状態でした。
鼠径部への痛みや胸の張り、精神的な部分や匂いに敏感になったことなど妊娠初期症状もばっちり感じておられます。
この数か月ほど鍼灸治療を受けて3か月以内に妊娠される患者さんがつづいております。
「鍼灸を受けなくても妊娠する人だったんじゃないの?」ということで鍼灸を受け始めてから3か月以内の妊娠は鍼灸での妊娠症例にカウントしてよいかどうか?と是非が問われていますが、妊活を始めてからずいぶん経過している患者さんについてはカウントしていいんじゃないかと思っています。
もちろんステップアップして間もない患者さんは「医療のチカラ」なんだろうなと思いますが。
10年も鍼灸師をしていると「慰安の治療」というのが嫌だった時期もありました。
しかし
ストレスを抱えた患者さんのお話をしっかり聞き、しっかり向き合い、時には笑い、その後伴走する。
それは「鍼灸師」だからこそ出来ることであり、慰安≠娯楽 であると感じ、話を聞いたり笑ったりすることは治療の一環だと思うからそれが果たして「慰安」なのかな?と疑問にさえ思ってきている昨今です。
「妊娠」という大変パーソナルなお喜びのお知らせをいち早く教えていただける仕事、大変光栄です。
さて、今日ご報告いただいた患者さんの赤ちゃん、元気で生まれてきますように。