
先週終わってしまったドラマ「コウノドリ」見ていましたか?
患者さんからも「見てますか?」と度々鍼灸治療中に聞かれることが多かった質問です。
妊活患者さんは「見ている」、妊娠中の患者さんは「見ていない」と答える人が多かったです。
私は録画して現在第8話を見終えたところです。漫画は7巻で停滞中。。。
四宮先生が帰郷するシーン、この景色見たことある!と思ったら能登。
主人の故郷です。
田舎は大体こんな景色なんだろうなと思いつつもそこだと感じられる何らかの特色があるんでしょうね。
この回は「誤診」がテーマでした。
私も妊娠中これに似たような経験があり、抗議したい気持ちがありながらも子供たちのことを優先したかったから感情を吐き出すことが出来ず、怒りをどこにぶつけたらよいのかわからなくて産後はとても苦しかったです。
間違いはある。だから少しでも認めてほしかったです。
妊婦側の要因しか説明されなかったのは、産後の妊婦にとって大きく自信を失うことにつながります。
毎週健診に行っていたのに、先生何にも覚えてないやん。。。
自分を覚えていてほしかったのではなく、お薬により肺に異常が起こったので、元々このような話し方をする患者はいなかったという気づき方をしてほしかったのです。
それを「高齢」「双子」で全て片付けて、主治医が変更になりましたが、元の主治医も毎日顔色をうかがいに来るというとんでもなく不快な毎日でした。
主治医制もいいけれど、同等の責任のある2人以上の医師が診ることも必要なんじゃないかと感じました。不妊治療についてもそう思います。
溜まり溜まった感情は、NICUで爆発して2度号泣しました。
それ以外は淡々と。。。だからまた溜まる。。。
それでもNICUの小児科の先生や看護師さん、医療スタッフさんには大変お世話になり今でも感謝しています。
不妊クリニックと分娩先の産科にもっと連携体制があれば
と毎日仕事をしていて思います。
「妊娠したから卒業」ではなく「出産後」のフォロー外来くらいまでの経過くらい追跡してくれたらいいのに。
どこの病院も不妊治療の患者さんが多すぎて看護師さんがフォローしているのが現状です。
「聞きたかったけど聞ける雰囲気ではなかった。」
「聞いてみたけど求めている答えではなかった。」
よく患者さんたちは言っています。
病院は忙しい。
すべてを病院がやらなくてはいけないわけではないのですが、
心のケアが追い付いていないなあ
と感じます。
もっと不安を抱えずに妊活・妊娠・出産できる環境を作りたい。
鍼灸師としてできるサポートに今後も力を入れていきます。