いつも鍼を受けにきてくれる方が採卵を終えた後にご来院されました。
採卵数が多かったり、とりにくい場所である場合に、採卵した後は卵巣に痛みを感じることがあります。
また移植周期やタイミング、AIH(人工授精)での排卵時期にお腹が張って痛みを生じることもあります。
そんな方に鍼を行うことで痛みが軽減したとよく言われます。
どうしてもたくさん卵をとることや移植・着床をスムーズにというところに意識が集中してしまいがちですが、こういう意見を聞くと頑張られた後のフォローも必要だと感じました。
痛いまましばらく我慢しないといけないという経験をすると、次回同じことをする時に気持ちが後ろ向きになってしまいますよね。
スムーズに妊娠していただくことが第一ですが、患者さんが快適に過ごせる時間が少しでも多くなるといいなと思いました。痛みの怖さがなくなれば頑張ろう!と元気な気持ちで不妊治療ができますね。
そういった少し細かい枝葉の部分にフォーカスしていこうと思っています。