アンチエイジングといえば昨今よく聞かれる「活性酸素」。
活性酸素って悪者扱いばっかりされていますが、身体のの免疫機能や感染予防のための重要な働きもしています。細胞同士のシグナル伝達、排卵、受精、細胞分裂にも必要で、アポトーシス(成長の中で要らなくなったものを捨てていく働き)にも一役買っています。だから活性酸素は不要物ではありません。
しかし必要以上に産生されると途端に悪さを始めます。
あの子、1人ではいい子やったのに、、みたいなことでしょうか。
さて、アンチエイジングの中では過剰に発生した活性酸素をいかに抑え込むかに勝敗がかかっています。
ではどうすれば活性酸素が増えるのでしょう?
活性酸素を生み出すもの
- 紫外線
- 食品添加物
- 過度の運動
- 過食
- お酒
- タバコ
- 激しい怒り・驚き・悲しみ
- 汚染された空気
- 魚や肉の焦げ
これらをとると活性酸素がたくさん発生して身体は老化していくんですね。
若い間は抗酸化物質を身体の中で作って取り除くことができるのですが、歳を重ねると抗酸化物質をあんまり作れなくなるんです。
なのでやはりできるだけ身体の中に有害なものを取り込まないようにしたいものです。
活性酸素を取り除く抗酸化作用が強い食べ物
- ビタミンC
- ビタミンE
- ポリフェノール
- ミネラル
- カロテノイド
平たく言えば野菜や海藻をたくさんということですね。
PQQという栄養素も抗酸化作用に優れているそうです。
ココアパウダー、納豆、味噌、パセリ、ほうれん草、烏龍茶、緑茶などに含まれているのですが効果を発揮するとなると食べ物に含まれている量は非常に微量です。
長期で不妊治療ができない人はサプリを利用するのが効率的な方法のようです。
「活性酸素を多く作らないようにする」もしくは「それを予防するものを補う」。方法は1つではありませんね。
身体にいいものを食べて心穏やかに過ごせる工夫をしてみると良いかもしれませんね。