
採卵はしんどいですよね、でも高温期もまた、およそ2週間じっと結果を待つのが辛いですね。この時期の精神のコントロールは本当に難しいです。
病院によっては「お姫様生活」を提案されるところもあります。
胚移植後のお姫様生活について

お姫さまって、、、どこの国のどの時代のどのお姫様なの?
と思ってしまうのですが、本来の目的は「妊娠しなかった原因を当時の行動に結びつけて後悔して落ち込んでしまう」ことを予防するためです。
もちろん激しすぎる運動は良くないのですが、お姫様はそんなにゴロゴロしてないんじゃないの?(オーロラ姫以外)とも思うので普段通りでよいと思います。
血流の観点から言うと多少動いていた方が良いと思っています。
自然に妊娠した人のほとんどがこの時期は何も気を付けることなく過ごしていて、その後も妊娠を継続しているからです。
この時期によくやってしまいがちなこと
- 妊娠初期症状を検索する
- 着床・妊娠に効く食べ物を調べる
- 生活面で気を付けること、やっていいこと、やった方がいいこと、やってはいけないことを調べる
- 他の妊活中の人のブログをたくさん読む
- この周期がダメだったら次の周期から新しいことを始めてみようと検索する
などなど主に「検索魔」「同じものばっかり食べ太郎」になってしまうんですね。
しかし検索しまくって出てきたものに不安を覚えたり、今かかっている病院に不信感を抱くようになったり(転院は悪いことじゃないですよ)あまり良い精神状態ではないような気がします。
妊活ブログや不妊治療のブログを読むことって諸刃の剣だと思っています。病院や治療法などを検討するときには役立ちますが、その人に合ったものが自分に合っているかどうかはわかりません。そして何より「感情」を揺さぶられ、結局焦りや不安が大きくなることは完全なるデメリットです。
経験者である私も当時のことを振り返るともったいない過ごし方をしていたなと思います。
現在40代半ばの私、その頃って少なくとも今より体力はありましたし、あとで人生を振り返ってもきっと「元気だった時期」と思うはずだから。
そんな私でもこんな過ごし方してたらだめだな
陰性が出たらちょっと我慢していることやっちゃおうかな
と自分は何がしたいのかを考えたり、自分が好きな映画やドラマを見まくったりして過ごしていました。
当院に来られていた患者さんはひたすら「無」になる!と言っておられました。
妊活や不妊治療を頑張っている方は普段の生活で十分色々やるだけのことはやっているはずです。
この時期のおすすめは
- 何もやらない
- ストレスを遠ざけて生活する
- 楽しい気持ちで生活する
- 美容院に行く
- 鍼灸やマッサージにいく 当院の美容鍼もおすすめ!
- ウォーキング(スマホから離れられますよ!)
なのです。
妊娠すると授乳終了までお酒は飲めないし、妊娠中は生ものは食べない方がいい。だから私は判定日に陰性だったら回転ずしに行って心おきなく食べてやる!と気晴らししていました。妊娠すると体調の不安定から映画に行くことも少なくなりました。子供を連れていきにくいお店も結構あります。もっと行っとけばよかったと思っています。
何かやらなくては!よりも楽しく過ごせる工夫をしてみてください。
今のうちにやっとこ!って探せば結構ありますよ。
ストレスは大敵なのです。
あなたは今年どれだけ笑いましたか?
去年より多く笑う年にしてください。