妊活中の患者さんから以前より「分子栄養学」を実践されていると聞いておりました。
簡単にどんなものなのか教えてもらっていましたが詳しくわからず、
う~ん白米食べないのか~、ごはんは楽しくないとな~
などと考えていました。
こちらの本を持ってきてくださったので読んでみた率直な感想です。
「うん!短期間で結果を出したい人はやってみたらいいな!」
そう思いました。
現にその患者さんは42歳で採卵数、胚盤胞到達率、着床前診断の結果がとても優秀なのです。
一方で向いていない人も多いかもしれません。
結構ストイックになる必要があるからです。
だからこの頑張り方は長距離走、いわゆる「ゆる妊活」には向いていない気がします。
でも短距離走、つまり短期間で徹底的に頑張る妊活には良いと思いました。
妊娠に向けて体質改善するには、今の生活をよりよく変えていく必要があります。
こちらはプロテインやビタミン、鉄などのサプリを推奨している本です。私はそこに抵抗があったのですが、確かにバランスの良い食生活の土台があったとしても栄養はその都度必要なものは使われて、要らないものは捨てられて
なので万全の状態を維持するには「毎日定期的に、確実に」が鉄則になってくるんです。
読んでそれを頭に入れて実践するもよし、ヒントにするもよし。
読んでみてほしい本だと思いました。
妊活だけでなく、子育てや日常の暮らしの中でも役立つ知識だと思います。
美味しく食事をとって、更にしっかり補完できたらいいなと感じました。