この本、患者さんに教えてもらって読みました。
事の発端は「なぜ鍼灸を受けようと思ったのですか?」という私の質問でした。
この本に鍼灸がいいって書いてあったからと聞いてぜひ読んでみたいと思いました。
外国人の書いた妊活本で鍼灸を勧めているなんて気になりますよね。
すごーくイイ内容でした。
不妊治療中で落ち込んでいる人、相談できる相手が身近にいない人には是非お勧めです。
この本に出てくる問いに答えていけば自分の不安の正体やそれが思い込みであるかどうか自覚することができて、前向きに妊活ができるようになるとおもいます。
カウンセリングってまだまだ浸透していなくてなかなか敷居が高いですよね。勇気を出して受けても質問と相槌ばかりで何だか消化不良に終わったなと思う人もいるようです。
でも
答えは自分の中にあるんです。
一見適切であるようなアドバイスも自分の気持ちにマッチしなければ受け入れられないことがあります。カウンセラーは自分と何ら共通点のなさそうな人だったりすると尚更。
人は自分の思う通りにしかならないんです。
だったら「思い通り」の「思い」を深く追求することから始めたらよいのではないでしょうか。
この手の本には珍しく、小さくて字が多い本です。この本の中のワークをいくつかやってみるだけでも気づいてラクになることがあれば幸いです。