妊娠しやすい・しにくいって何が違うのかな?
一番良く言われるのが年齢です。
実は男性の年齢も関係があります。
男性には女性で言う「閉経」のようなものはありません。生涯を通じて精子は作られます。しかし男性も35歳を過ぎると精子の数は減少し(濃度が下がる)運動率も下がり、分裂が上手く進まないなどの不具合が発生します。
女性は閉経を迎えるまで妊娠の可能性はありますが30歳から徐々に、38歳ごろからは急激に卵子の質が下がり妊娠しにくくなります。
同じ年齢の人でも個人差があります。
それは日々の生活習慣です。
- 食生活
- 運動習慣(座りっぱなしはよくありません。)
- 喫煙(タバコは今すぐやめたほうがよいです。)
- 飲酒
- 太りすぎ・痩せすぎ
- ストレス
- 睡眠
などがそれにあたります。
生まれ持っての体質もありますが、変えられない「年齢」とは違い生活習慣は変えることが可能です。
改善すれば妊娠力を底上げできるのです。
女性だけでなく男性も同様です。
妊娠するために自分の身体は上手く働いているのか?
ここでは「妊娠」に限定した検査のことを指しています。
年に一回の子宮がん検診や健康診断とは違う検査が婦人科では行われています。
甲状腺機能の判断基準も日常生活は大丈夫でも妊娠・出産できるかとなるとやや数値は厳しい目に判断されます。流産が起こる可能性が高くなるからです。
受精や着床するための通り道である卵管が通っているのか、
卵子の数は十分にあるのか
性感染症があるかどうか
ホルモンの値は正常かどうか
などの検査は一般の健康診断ではわからないので婦人科での検査は手遅れにならないための大事な手段です。
体質改善と検査の2本の柱
この2つは妊活をどのように進めていけばよいのかという道しるべとなります。
もちろん忘れてはならないのが排卵のタイミングを把握して妊活を行うことです。
気負わず取り組むのか
リミットがあって出来るだけのことをめいっぱいやるのか
方針を決めるためにも検査は必要です。
お薬に抵抗があるならそれを理解してくれる病院に通いながら進めていくのがよいですね。
身体の調子を整えながら上手く対策を考えて進めていける妊活はストレスが少なく済みます。
効率的なので妊娠するのも早く、ストレスを受ける期間も短くすみますよ。