うちの治療院で「特別養子縁組のお話」を聞いたのは昨日で2回目でした。
不妊治療のクリニックの先生から「こどもを産むことよりも育てることの方がずっと長いし大切。こういう道もあるよ~。」というお話を聞いてこられた患者さん。
「とりあえず今は不妊治療をできる限り頑張ってみる。そのあとにどんな思いになるかわからないけど、少し調べてみたりしたい。」と言っておられました。
特別養子縁組、精子提供、卵子提供、着床前診断、それぞれに子供を持つという望みをかなえる方法があり、それぞれに対して色んな価値観が存在します。
うちに来る患者さんのお話を伺っているとどこもエエ夫婦。みんな上手に自分にぴったりの人探してくるな~って感心します。
どんな選択だってそのご夫婦が決めたことは応援したいし、やるだけやったから夫婦二人で仲良く暮らすことにしますという結末もハッピーやなと思います。
20年位前にアメリカ帰りの友達から聞いたヒッピーコミューンのちょっとびっくりする話(ここでは言えません。。。)などガヤガヤ話し、その患者さんが帰られた後も今日のことは深く心に残りました。
その手のお話って夫婦が幸せになるために話し合って決めることなんだから親や他人がとやかく言うもんやないのよ。有識者であっても。みんなラクしようなんて考えてない。決断したことに胸張って安心して暮らせるやさしい社会であってほしいなあ。