2人目妊活の患者さんが当院にもいらっしゃいます。
治療中にお話を聞かせていただき、1人目妊活と同じことをしているのですが環境の違いが大きく、2人目の不妊治療もまた結構大変だなあと感じる毎日です。
ご来院いただいている2人目妊活の患者さんたちはみなさんお仕事をされています。
1人目のお子さんの時も妊活されていた方ばかり。
体外受精をされていたけれど実際の妊娠は自然妊娠だったと言われる方もまたまた多くて、
「結局身体の状態だと思う。」というお考えを持っておられます。
お子さんを預けてお仕事をしながらの不妊クリニック通い、大阪市内にはお仕事をされている人のための遅くまでやっている不妊専門クリニックが便利な場所に何軒もあるのですが、2人目妊活の場合だとお子さんがおられるのでまずはお迎えに行き、地元のクリニックに通うことになる。
子供がいないときの妊活は仕事帰りにクリニックに行って遅くなってもどうにかやってこれた。でも今はそうはいかない。地元のクリニックは診療時間が短く、だからと言って夜遅くまでやっているクリニックにメリットがあまり感じられない立場なのです。
そして同じ妊活をしているはずなんだけど「2人目妊活」は相談できる人が本当に少ない。「1人目妊活」を経験しているだけに第一子で悩んでおられる方と悩みを共有するのが何とも複雑な気分になるんだそうです。子連れの受診、行きにくい、、、「もういるんだからいいじゃない。」って思われているのではないか、そう思うと居場所がない、居心地が悪い。
やっとの思いで1人授かったのだから贅沢言っちゃいけないのかな、、、今育てている子のこともあるからその子にお金を使ってやるべきなのかな、、、と言われます。
「もう1人ほしい。」って思うことって誰に遠慮することでもないんですよね。
それの願いは贅沢ではありません。
その人が欲しいのだから、その人の人生なんだから、誰かに遠慮するなんておかしい。
2人目妊活のお悩みもまた違う面で大変です。
出来る限りお力になりたいと思います。