
時々患者さんから質問された時などに自分の妊活時の基礎体温表を見ることがあります。
いつも高温期には
排卵後の2週間、お薬を飲む以外に特にすることがない「ソワソワ期」と言われるこの時期はホントに苦痛でした。
大人しく過ごさないといけないようなのでやることがなくつらかったです。
私の高温期、妊活していた1年半の間37℃を超えていたのは、たったの2日でした。
しかもそのうち1日は「胃腸風邪」と記されております。
酷い低体温。元々体温は低い方でした。
こんな身体で妊娠できるのか、もう諦めて楽しく暮らした方がいいんじゃない?高温期には毎回思ってました。
その一方で焦りも。「妊娠初期症状」「妊娠兆候」「妊娠 基礎体温」などを検索しまくって次回の作戦を企てる。
こんなんではいけないと海外ドラマや漫画、ゲームなど他に夢中になれることに没頭するようになると自然と検索魔にならなくて済むようになりました。
体温表を見ると14日目で上がる周期もあれば、19日目くらいで上がる周期もありました。
多くは排卵遅めで19日目くらいでした。
妊娠がわかった高温期
何の気配もない。いつもどおりの生理前の肩こりとか不快感、まだ終わらないのかな?
もうね、生理が来るんだったら早く来てほしい。早く次の周期に進みたい!
しかし生理は来ないし不快感があんまり続くので何となく脈を診てみると
自分の脈とは思えないほどガンガン早い。いつもと全然違う拍動に驚きもしや?と初めて思いました。
「生理前の不快症状が延々と続いて終わらない」というのが私の初期症状についての印象でした。
下腹部のチクチクも出血も吐き気もありませんでした。
- むくみ
- 微熱
- 湿疹・肌のかゆみ
- 頭痛
- 腰痛
- たちくらみ・めまい
- だるさ
- トイレが近い
- イライラ・悲しいなどの気分症状
- 便秘
- においに敏感
などもよく言われる症状ですが、その時期に意識していても感じることはありませんでした。
さて、さっそく病院へ。そして陽性。妊娠しました。
当たり前に生理が来るもんだと思っていました。妊娠するために妊活したのに「意外!」と思った自分がいました。
妊娠陽性が出た周期の基礎体温
- 14日目 体温が一番低い タイミング
- 16日目 まだ体温が低く36.35℃ HCG注射
- 18日目 AIH 翌日体温上昇
- 19日~29日目 36.7℃前後でガタガタの線
- 30日以降 36.8℃~36.9℃をキープ
判定後、まだ信じられない。
丁度その頃、実の妹が双子の出産を控えての入院でした。
私は双子の叔母になるのね~♪いいなあ双子~と浮かれ気分でした。
妊娠中の妹の不安も聞いていたので子育てを手伝ってあげようと思っていました。
そして妹が出産。わー!初孫!双子大変!実家大変!って親戚一同大騒ぎしていました。
私にとっては喜ばしいけどまだ他人事です。
判定後初の妊婦健診に行きました。
内診時に先生が黙り込んでしまいました。
え?赤ちゃん育ってなかったのかな。うわー嫌な予感。早く何か言ってよ先生。
「ふたつある。」と先生がボソッと言われました。
「え?」と聞き返し
「双子です」とはっきり。

ふっふたごーぉ???
ほんのさっき妹に双子が誕生したばかりのこのタイミングで「私も今度双子産むからヨロシク♡」って母に言いにくい。8か月後また双子くるで!って言いにくい。
育てられるのかという不安よりも母に何て言おうかと悩みました。
安定期まで黙っておけばバタバタになる。
双子・三つ子の多胎は異常妊娠なので自宅安静が基本。
妹の所の双子をなぜ手伝えないのか?などちゃんと話さないと色々ギクシャクするなあ。
妊娠は喜ばしいこと。双子は偶然。そうなったからにはどうしようもないんですが母にはかなりのプレッシャー。
そんなわけで夫婦で戸惑いを感じながらも喜んでいた双子妊娠判定時でした。
妊娠初期は「症状の強さ=順調」ではありません
妊娠初期症状は、
- 強い人もいれば、ほとんどない人もいる
- 日によって波がある
- 急に楽になることもある
という、とても個人差の大きいものです。
症状が軽いからといって、
妊娠がうまくいっていないわけではありません。
妊娠初期に意識したい身体の整え方
妊娠初期は、
- 無理をしない
- 身体を冷やさない
- 睡眠を優先する
といった「基本的なこと」がとても大切な時期です。
特に、
自律神経や血流の乱れは体調不安につながりやすいため、
身体を休ませることを最優先に考えてください。
眠くなったっり動作が緩慢になったりする人も多いです。それは「妊婦さんモード」なのでそのままでヨシです。
妊活後・妊娠初期の不安は一人で抱えなくていい
妊活を経て妊娠した方ほど、
「喜びよりも不安が先に出る」ことは少なくありません。
- ちゃんと育っているのか
- 体調の変化は正常なのか
そうした不安を感じるのは、とても自然なことです。
妊娠初期は、心も体もとても繊細な時期です。
どうかご自身を責めず、身体を大切に過ごしてください。




