私は不妊治療・不妊鍼灸の経験者です。
高齢で晩婚だったので結婚1年後に検査をと婦人科に行きました。
ちょうど昔のバイト仲間とランチに行き、私以外の3人は子連れ、しかも3人とも高齢出産。
「子供ほしいってちょっとでも思ってるんやったらすぐ病院行き!
検査しといた方がいいわ。卵管造影っていう検査したら私すぐ妊娠したよ!」
と言われたのがきっかけでした。
それを言ってくれたのは仲間うちで一番高齢出産だった友人。
彼女は40歳で母になりました。
そんないきさつで病院に行き、必要な検査を進めつつタイミング療法を開始しました。
調べてもらうだけのつもりでしたが、現実はこの年齢からだと遅いスタートだったため結局その後は通うことになりました。
39歳の誕生日前でした。
完全にアラフォーです。すぐに授かったとしてもハイリスクな高齢出産です。その後1年半経ち、諦めようか迷いましたがとりあえずステップアップのお話だけでもと思っていた時、妊娠していることがわかりました。
「これ、いつまでやるん?無理ってはっきり言われたらやめるんだけどなあ。」
いつもそんな後ろ向きな気持ちでした。
仕事をしながらの通院で、薬の副作用は辛く、何よりお金の面でも沢山考えさせられました。
できれば高額な体外受精は避けたいけれど、先延ばしにしてしまうと助成金も年齢制限ができて受けられなくなってしまうなあとか
体外に進めば妊娠できない身体だということが早く分かってけりをつけられるんじゃないかとか、
高齢ゆえ何度か流産すると出産はもっともっと先になるんじゃないかとか
考えて焦っていました。
体外受精にステップアップすると仕事も沢山休まなくてはいけなくなるし、ほんとにこの先どうしよう。。。と考えていた頃に授かりました。
その後も無事に出産できるかどうかという不安が沢山ありました。
こんなに妊娠しにくかったんだから流産しやすいかもという心配ばかりしていました。
不妊治療は1年半で、結婚してから2年半かかりましたが今思うに当時の年齢を考えると妥当な年数だったように思います。
別に病院行かなくてもできたのかも?って妊娠した時は少し思ったこともありました。
しかし今では婦人科の通院・鍼灸・食養生などの身体作りなしには妊娠はありえなかったと実感しています。
どれか一つでも欠けていたら妊娠できなかったんじゃないかと思っています。
同じような境遇の患者さんが鍼灸治療を始めてからご懐妊されるのを見ていて思うのです。
「身体作りこそ最優先」
それを強く実感したからこそ同じ思いをされている方の助けになりたい。
鍼灸はしっかりと味方になってくれました。
悩みを打ち明けられる数少ない協力者として一緒に頑張って行きたいと思っています。
悩み・ストレスという言葉ばかり目にしますが本当はとっても前向きな準備、
身体作りを通して自分を大切にする方法を身に着けようとされているのですよ。
もう40半ばですが妊活を開始した時より妊娠した時、そして今の方が健康です。
丈夫な身体を作って楽しく妊活
ストレスをふきとばしましょう〜
悩み・ストレスを抱えながら妊活している方は今から鍼灸治療を始めてみませんか?
妊活の話もどんどんしてストレスも軽くして帰ってください。
補足:子供がいないと、特に妊活中はついつい子供のいるお友達と疎遠になることがあります。私もそうでした。なぜなら友達の話している子供の話、子供ありきで進んで行ってしまうからついていけなかったんです。実感したことないからいろんな話が「そうなんだー。。。」で終わってしまってました。
でもね、実は妊活体験者だった人も沢山いて、自分が妊活してるって言わなくてもオープンな人は自分から色々教えてくれちゃうんです。病院のこととか本当によく知ってます。何より妊娠して出産できた人たち=妊活がうまくいった人たちなんです。
冒頭の私の友人たちのように。
生活パターンが違うから会える機会も限られてきますが、避けてばかりじゃもったいないかなと思います。
ご自身がしんどいと思われないようなら、子供のいる人からのお話も沢山聞いとくといいですよ。しんどかったら無理せず自分の居心地の良い暮らしをしてくださいね。
ひろせはりきゅう院は35歳から妊活を始めた人に「諦めなくてよかった!」と思っていただけるよう一緒に頑張ります。